仕事場で深田恭子のことを考えていたら、窓際独立戦争が勃発して、世界がフリーになった話
おはようございます。
窓際ひらめです。
名前の通り「窓際族」をやっているので、私の仕事場というと「窓際」ということになります。
窓際族というと悲壮感がただようかもしれませんが、相当前向きです。
どれだけ前向きかというと、突然、目の前に「深田恭子」が表れた時ぐらい前をガン見してます。
(深キョンの実物みたことないけど)
話を戻します。
私は前向きな窓際族です。
会社員として楽しく働いているけど、出世と縁がないだけです。
だから、腐らず、まじめに窓際で仕事をしています。
窓際は、私の定位置。
窓際こそ、私の存在意義であり、存在している場所。
窓際というポジションがあるから、私は会社で生きられる。
そんな窓際族たちに激震が襲いました、、、
フリーアドレスの導入、、、
なんじゃそれりゃ?
会社で働く人達から固定の机と椅子を奪い、自由な空いている場所で働いていいよっていう悪システムです。。。
なんですとーーー(;´Д`)
もう一度言います。
窓際は、私の定位置。
窓際こそ、私の存在意義であり、存在している場所。
窓際というポジションがあるから、私は会社で生きられる。
窓際族たちが、そのフリーアドレスとやらを敵視し、反乱をおこすまでに時間は要しませんでした。
かの有名な「窓際独立戦争」の勃発です。
会社の各階、各部署のそれぞれで窓際を確保し、その場所を既得権として占拠しつづけてきた窓際族たち。
もはや「窓貴族」となっていた人達が、立ち上がったのです。
午前中に発布された「フリーアドレス法」は、すぐに社内中に知れ渡り、自分たちの席を取り上げられてしまうと感じた窓際族たちが集結し始めます。
そして、
【第1時‐独立戦争勃発】
ランチを終えた窓貴族は、鼻息荒く、それぞれの上司の元に駆けつけると、口々に言いました。
「資料とかいっぱいあるので、動けません」
と。。。
窓際族にアクティブに使っている資料がある訳がありません。
あっても、十年以上前に終わったプロジェクトの資料。。。
窓際おじさんの思い出でしかなく、今や何の役にも立たない。。。
敗走です。。。
【第2時‐独立戦争】
窓際族たちは、粘ります。
数は力なり。
窓際おじさんが集まり、労働組合に駆け込んだのです。
「会社が従業員に不利益を押し付けようとしています」
まるで自分たちが若者たちの権利を守っていると言わんばかりの主張です。
でも残念ながら、彼らは下級管理職。。。
土佐の下級武士よろしく、上からは見下され、下からは突き上げる立場。
坂本竜馬のように
「会社を今一度 せんたくいたし候」
と叫んでみたところで、誰にも刺さらず敗走。。。
そもそも管理職なので、組合から守られるような立場にもありません。。。
【第3時‐独立戦争】
いつもなら、おやつの時間です。
でも、いままで窓際族にこんな忙しい日が合ったでしょうか。。。。
強硬姿勢を崩さない窓際族たちは、ついに実力行使にでたのです。
ストライキです。
「フリーアドレス、はんたーい!」
「えい、えい、おーーー」
一斉に職場放棄に走った窓際族たち。。。
もともと、透明人間みたいな生活をしていた窓際族たち。。。。
ストライキをやったところで、会社になんの影響も与えることができません。。。
第4時独立戦争に行くまでもなく、、、、
彼らが職場放棄している中に、無事にオフィスのフリーアドレス化が終わってしまいました。。。
フリーアドレス化した世界で、今彼らがどこに生息し、どう戦っているのかは、、、
誰も知らない。。。。
なんてブログを、ランチの後に窓際で書いている「窓際ひらめ」なのでした。
(おわり)