バッタとバッターがバッタバタな話
~ここまでのあらすじ~
出世レースから離脱して、窓際へ引きこもった窓際ひらめ。
できるだけ上司と目を合わさないように生きている。
でも時々、捕まって資料のPDF化の仕事を頼まれる日々を過ごしているのだった。
おはようございます。
窓際ひらめです。
今、バッタが大量発生して、世界中の穀物を食い尽くしているんだそう。。。
特にアフリカとアラビア半島でひどいそうで。。。。
そんな心配なニュースを見ていると、子供が寄ってきたので、
ちょっと親としての威厳というか。。。
なにか立派な父親像を見せるというか。。。
偉そうにしたいというか。。。。
思わず言っちゃった訳です。
「仮面ライダーってバッタって知ってるか?」
完全に昭和ライダー寄りな発言です。。。
今の子供にとって仮面ライダーは、ロケットであり、車であり、
マジシャンでありな訳で、、、
きょっっとーーーん
としてるわけです。
やってもーうた。。。。。
痛恨のミス。。。
「知ってるか?バッタって食えるんやで」
ミスを取り返そうとして、またもや痛恨のミス。。。
きょとーーーーん
としているわけで。。。
話は佃煮にも到達せず。。。
「それにしても、大谷翔平、ピッチャーに復帰よかったなぁ」
バッター(バッタ)からピッチャーに話題を変更という、ダジャレ的荒業で逃げ切れるか。。。
逃げ切れるのか?
逃げ切れるのか?
「パパ、食べるのはバッタじゃなくて、イナゴだよ」
ごもっとも。。。
あっぱれ息子。
イナゴがバッタ仲間だなんていう気力もなく。。。
俺、バッターアウト。。。
(おわり)